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2018-08-06
JPN 13(4-1,4-2,3-2,2-2)7 CAN
得点者:志賀4,大川3,稲場航2,足立1,コップ1,稲場悠1,宮澤1
盛岡市が東京2020に向けてホストタウンとなり,水球男子カナダ代表チームを招聘され,7月31日から日本代表チームとの合同合宿が実現した。合同合宿の一環でテストマッチが開催された。
カナダとは今年はワールドリーグインターコンチネンタルカップでの対戦はないものの,2年前には大敗を喫した苦い記憶もある。昨年度までのランキングもカナダが上位にある。
盛岡総合プールが満席になり,谷藤盛岡市長の開会の宣言の後,試合が開始された。
カナダは合同練習の経験から日本の速攻を封じようとフロントコートに少人数で攻め上がる。
開始早々,カナダのミドルシュートが決まるが、日本も大川選手のミドルシュートですぐさま同点とする。その後,日本はボールスチールなどでシュートは打たせないものの,速攻を繰り出すことができない。そんな中,ドライブから退水誘発,早いテンポで攻め上がり,志賀選手がゴールを決める。
第1ピリオドは,カナダにシュートまで持ち込ませない展開で,大川選手と志賀選手が得点を重ね,4-1とリードを広げた。
第2ピリオド以降も日本の攻撃的なパスラインディフェンスが機能し、殆どカナダのセンターにボールを入れさせない。
若手選手が活躍したり巧みなドロップバックで翻弄したりとその後も終始日本が主導権を握り,13-7で勝利した。
試合後のインタビューでカナダの選手は「日本はとにかく速くて強い。インテリジェンスがあり、ミスをするとすかさず得点される。パスラインディフェンスを学んで帰りたい」と語っていた。
8月3日にはカナダチームと一緒にさんさ踊りに参加するなど,充実した練習と共に友好も深まっている。